2016 物流環境改善セミナー
一般社団法人静岡県トラック協会では、【厚生労働省委託事業「トラック運転者労働条件改善事業」荷主企業と運送事業者の協力による安定的な輸送力確保に向けた物流環境改善セミナー】を開催しましたので、弊社も参加いたしました。
セミナー①
演題 「KASUMI 改善活動とソーシャルシフト」
講師 ㈱カスミ ロジスティック本部 物流担当マネージャー
セミナー②
演題 「トラックドライバーの労働条件改善に向けた取組~運送事業者と荷主企業の協力による事例を通じて~」
講師 ㈱日通総合研究所 経済研究部 担当部長
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近年、物流の現場や雑誌・テレビなどで「トラックドライバー不足!」という言葉を耳にすることが増えています。現在、トラックドライバーは若年層を中心に新たななり手が少なく、日本の物流の9割を占めるトラック輸送に「運べない危機」が迫っており、我が国の経済活動と国民生活を支える物流において、安定した輸送力の確保が重要な課題となっております。この原因の一つに「不規則で長時間な労働環境」があげられますが、この解決には、運送事業者の自助努力に加え、貨物の受け渡し等の現場で荷主企業のご協力が重要となっています。今回のセミナーでは、物流を取り巻く環境の変化の解説とともに、実際の長時間労働の改善取り組み事例を集めた「事例集」をテキストに、【荷主企業と運送事業者がどのようにして共同して物流環境改善に取り組めばいいのか?】を紹介されました。コンプライアンスの視点からも、運送事業者のみならず荷主企業の方々にとってメリットにつながるセミナーでした。